大人になると色々な付き合いが増えてくるものですね。
そして、夏になると毎年悩むのがお中元のことではないでしょうか。

誰に、何を、いつごろ贈れば良いのかな、その時に失礼の無いようにしたいものですね。

※参考【そのお中元マナー違反かも！？贈ってはいけないギフト5選】はコチラから

お中元を贈る時期は、地域によって異なります。

＜北海道＞
7月中旬から8月15日まで
北海道の夏は比較的短く、8月下旬になるともう秋の気配が訪れる地域もあります。
8月16日以降はお中元ではなく『残暑見舞い』という扱いになりますので、8月15日までにお中元が到着するように贈るように準備しましょう。

＜東北・関東＞
青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島・群馬・栃木・茨城・千葉・埼玉・東京・神奈川
7月初旬から7月15日まで
全国的に一番早いお中元ですね。
忘れないうちに早めに手配したくなってしまいますが、早く届けばよいという訳では無いようです。
7月に入ってから届くように手配しましょう。

＜北陸＞
新潟・富山・石川・福井
地域によって異なる
北陸では、地域によって7月前半に贈る場合と、7月後半から8月15日の間に贈る場合に分かれています。
相手方に確認が難しい場合は、7月15日前後に贈ると良いですね。

＜東海・関西＞
山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・奈良・和歌山・滋賀・京都・大阪・兵庫
7月中旬から8月15日まで
東海・関西のお中元は、7月中旬から8月15日までに届けるのが一般的です。
最近では7月中旬ごろまでに贈る方も増えているようです。

＜中国・四国＞
鳥取・島根・岡山・広島・山口・香川・徳島・愛媛・高知
7月中旬から8月15日まで
中国・四国のお中元も、東海・関西同様7月中旬から8月15日までに届けるのが一般的です。

＜九州＞福岡・滋賀・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島
8月1日から8月15日まで
九州のお中元は、8月1日から8月15日までと、全国的に見ても遅めです。

＜沖縄＞
旧暦の7月15日まで(2018年は8月25日)※毎年異なりますのでご注意下さい。
沖縄の方へお中元を贈る場合は、旧暦の7月15日までに贈りましょう。
沖縄ではお盆の行事も旧暦に合わせてお祝いをするため、お中元もそちらの慣習に合わせるの良いですね。

なお、熨斗(のし)については一般的に7月15日～8月15日の1ヵ月間は、表書きに「御中元」と書いて良い時期とされています。

風習や、しきたりなどは、時とともに変化していきます。
本来であれば、お中元はお相手のご自宅に直接持って行きご挨拶をしていましたが、
最近ではお店やカタログ、インターネットからの注文で配送してもらうことが主流となっています。
お相手に気持ちが伝わるように、お中元を贈る前、贈った後にはご挨拶の連絡をしたいものですね。