革製品には様々な種類がありますが、革製品の処理方法の違いで、財布などの革製品は様々な表情を見せてくれます。
そこで今回は、高級革製品の代表的な2つの処理方法の見分け方をご紹介します。
高級革製品の2つの種類
革製品は牛などの動物の革をそのまま財布やバッグなどにしているのではなく、顔料や染料などで塗布を行ったり、切り端を処理して革製品を作ります。
ここからは、高級革製品の2つの処理方法の種類をご紹介します。
水染め
水染めは、主にタンニンなめしの革に対して行われます。
革に染料染めを行うことで色ムラが出来やすいという一面がある一方で、革に透明感があり、自然光に当てると色がはっきり分かるのが特徴です。
しかし水染めの革製品は水や汗に弱いというデメリットがあるので、取り扱いには注意が必要です。
もし水染めの革製品に汗や水が付着してしまうと、水膨れのようになってしまうことがあり、水膨れのようになってしまった革製品は修理することができません。
コバ
革製品の「コバ」とは、端っこや切り口部分を指す言葉で、漢字では「木端」と書きます。
財布などの革製品の切断面などのコバは、非常にデリケートな部分で、コバの処理にこそ革職人の技術やこだわりが表れます。
コバはそのまま切りっぱなしにすることもありますが、コバの処理方法として有名なのが、コバ磨き・コバ塗り・ヘリ返しの3つです。
コバの部分を磨く「コバ磨き」は、薬品を使って彫刻刀やヤスリで削ったり磨いたりする方法です。
「コバ塗り」は、コバにニスや染料・顔料によるコーティングを行って、滑らかに仕上げる方法です。
「ヘリ返し」は、薄くすいた革で端を内側に巻き込んで裁縫する処理方法のことです。
この3つのコバ処理方法がありますが、コバの処理方法には正解がないので、コバの処理のやり方は革職人の技術にかかっていると言っても過言ではありません。
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