【結婚祝いにおすすめ】越前漆器 八角形の夫婦箸セット(箸置付き) くつろぎ ~名入れ可~
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上質な漆、材料にこだわり続けた職人技。
福井県鯖江市の越前漆器『粂治郎(くめじろう)』は、官公庁に選ばれた品も多数あり、品質の高さを物語っています。
伝統的な技法を継承しつつ、新たな取り組みも行っております。
今回は、箸置き付きの夫婦箸をご紹介致します。
越前塗りの職人が丁寧に一本一本漆を刷毛塗りした夫婦箸セット。
更にこちらのお箸は、形にもこだわっています。
『八角形』のお箸。
漢数字の八は末広がりを意味していることから、八角形は昔から縁起の良い形と言われています。
幸運や、繁栄の象徴として人気があります。
夫婦(めおと)箸の意味とは
なぜ夫婦箸という言葉が使われるようになったのでしょうか?
それは日本語特有の語呂合わせ、言葉遊びが関係しています。
人と人を繋ぐ『橋渡し』という言葉の『橋』と、『箸』を掛けて『箸渡し』。
夫婦の絆を繋ぐ、『橋(箸)渡し』をするということで夫婦箸と使われるようになっていきました。
お箸は1本では使うことは出来ません。2本揃って意味をなします。
夫婦も二人で一つ。
支え合い、協力しながら二人揃って共に生きていく。
幸せの橋(箸)渡し、夫婦箸にはとても素敵な由来がありました。
こちらの夫婦箸は、お名前を入れることも可能です。
新たな門出をお祝いする結婚祝いや、新築祝いに最適ですね。
日本の伝統工芸を身近に感じられる夫婦箸セット、贈り物にいかがでしょうか?
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越前漆器 粂治郎(くめじろう)とは
福井県鯖江市にある越前漆器の工房です。
片山町に居を構え1500年の伝統を受け継いでおります。
昔ながらの伝統製法(越前塗り)と質を守りつつ現代にも取り入れやすいデザインも追求しております。
越前漆器は、業務用漆器の国内生産の約80%を占めており、全国の旅館やレストランなどの飲食店で愛用されております。
もちろん粂治郎でも業務用途の注文を承っております。
越前漆器の特徴
漆が生活のすみずみに息づく越前福井。
越前漆器はそんな風土から生まれた伝統の技。
越前漆器の歴史は、約1500年前の古墳時代末期にあたる6世紀といわれております。
第26代継体天皇がまだ皇子の頃に、壊れた冠の修理を片山集落(現在の福井県鯖江市片山町)の塗師に命じた際に、
塗師が冠を漆で修理するとともに黒塗りの椀を献上した事から始まったといわれております。
上質な天然漆へのこだわり
天然漆は乾くのが遅いため、乾燥段階で比重の重いものが下に沈み、表には半透明の層ができます。
漆に独特のツヤや高級感があるのは透明の層で光が乱反射するためです。
粂治郎では上質な漆のみを厳選して使用しているため、深みと奥行きのある艶やかな仕上がりになっております。
良質な材料へのこだわり
粂治郎では漆だけでなく、すべての材料に上質なものを選んでおります。
例えば、蒔絵に使う純金粉や純銀粉は、他社と違って、金属粉は混ざり気のない物のみを使用しております。
職人の手作りへのこだわり
職人が1つ1つ、塗り、乾燥、蒔絵付け、磨き、全ての工程を手作業で行っております。
特に蒔絵は一色ずつしか蒔き込めず、蒔絵をしては漆を塗り乾かすという工程になり、色数が増えると工程数も時間もかかります。
熟練職人が時間と手間を惜しまず、1つ1つ丹精込めて手作りしているからこその味わいがある、粂治郎の漆器です。
磨き仕上げへのこだわり
通常の蒔絵は漆が乾きかけた時に表面にだけ粉を蒔きつけます。
表面にしか付かないため、少し磨いただけで粉がとれてしまい、光沢が出るまで磨けません。
粂治郎では漆が乾く早い段階で、蒔きつけて漆の奥まで粉が多く付くようしています。
これによって磨いた時により光沢のある輝きになります。