モノづくりのまち広島県府中市にある「松葉製作所」。
木材の精密加工を得意とする小さな会社です。
前身の会社を含めると創業70年を超え、現在でも職歴40年を超えるベテラン職人を数人擁しています。
その高度な技術を活かし、一点一点表情の違う木製iPhoneケースが生まれました。
約70年の歴史がある木型屋が作っています
松葉製作所は、そもそもは主に車のエンジン部品などの鋳物型を木で作製する木型屋です。
そのため、木材の精密加工と手作業でのR(曲線)出しが得意です。
その技術をケースにつぎ込み大量生産では出来ない曲線を多用した使いやすく美しい形状に加工しています。
手作業で仕上げます
精密に加工したケースをノミやヤスリなどを使い細部も手作業で曲線に仕上げます。
目の違うサンドペーパーで丁寧に研磨し仕上げています。
仕上げは職人が一つ一つ丁寧に手作業で調整しなければ、このなめらかな手触り感は得られません。
こうして完成した木製iPhoneケース、実はすべて20年以上前の機械のみで作られています。
木・伝統・技術・手作業。
そういったアナログな工程で作られた最高品質のケースが、iPhoneという最先端デジタル機器を彩ります。
まさに、アナログとデジタルの融合です。