明治35年(1902)に奈良の伝統産業である墨造りを家業として創業し、今年(2016年)で114年目を迎えた”呉竹(くれたけ)”。
書道用品に始まり、昭和38年には筆記具の革命といわれるサインペンの開発に成功。その後も数々の商品を生み出し、まさに生活に直結した商品で皆様の生活を豊かにし、教育、文化の発展に寄与してきたメーカーです。
筆ペン誕生秘話
様々な筆記用具が生まれ、筆で文字を書く事が減るにつれ、筆文字を書くことが苦手な人が増えていきました。
しかしその一方で、結婚式などにおける芳名帳への記帳や熨斗紙への署名、年賀状など、筆文字がふさわしい場面はたくさんありました。
もっと手軽に筆文字が書ける筆記具が必要だという世の中のニーズに答える形で、筆ペンは生まれました。
アナログへの回帰
呉竹は「人間らしさを取り戻すにはアナログへの回帰」を旗印に、現在の事業領域を「アート&クラフト」と定め、手書き、手造りの良さを伝える商品の数々を市場に送り出してきました。
創業百余年、呉竹が一貫して商品造りにかけてきたことは「手書きの温かさ」であり「手造りの良さ」です。呉竹はこれからもお客様のニーズを満たす「安全で、安心して使え、愛着の持てる商品造り」に邁進します。