新規メンバー登録すると、500円分ポイントプレゼントを呈上いたします!メンバー登録はこちら

鏑木商舗- 九谷焼の歴史を金沢に刻んできた 「九谷焼 鏑木商舗」

文化二年(1805)、徳川11代将軍の治世に九谷焼最初の商家として金沢で開業し、以来約200年にわたって暖簾を守っております。創業当時は、古九谷の廃窯から110年余り絶えていた九谷焼を再興しようとの気運が高まっていた時代です。

当舗では加賀藩の意向を受け、各窯から仕入れた製品を販売するだけでなく自家工房に名工を集めて絵付けを行い、九谷焼の藩内普及の一翼を担いました。

九谷焼とは

九谷焼の起源は1655年頃(明暦元年)まで遡ります。
大聖寺藩九谷村(現在の石川県加賀市)で、良質の陶石が発見されたのを機に、
初代藩主前田利治が藩士後藤才次郎に命じて肥前有田で製陶の技能を習得させ、
帰藩後に殖産政策として窯を興させたのが始まりと言われています。

この時期に九谷の窯で製作された磁器は「古九谷(こくたに)」と呼ばれ、
青(緑)、黄、赤、紫、紺青からなる九谷五彩によって描かれた華麗かつ豪胆な上絵付け※1が特徴です。

※1呉須(黒)による線描(骨描)の後、その上に五彩の絵具を盛り、彩色を施す。

これは新たな挑戦であると同時に、
明治・大正時代に世界に羽ばたいた鏑木ブランドの復活、
つまり原点に立ち返ることも意味します。

関連商品・作品一覧