

ガラスの透明感と漆の温もり、螺鈿(あわび貝)の神秘的な輝きが重なり合う、現代のライフスタイルに適した商品。それが天野漆器が生み出した「螺鈿ガラス」です。
螺鈿とは?
正倉院御物にも遺されている、天平以来の卓越した伝統工芸技法の一つです。
あわび貝など、虹のような輝きをもった貝殻を約0.1mmの薄さにし、刀・針などを用いて細片をつくり、これを組み合わせて山水や花鳥を表現する技法は、高岡の代表的な技法の一つであり、華麗優美な漆器として1975年(昭和50年)に国の伝統工芸品として指定を受けています。
和と洋の美しさの融合
透明感と硬質な美しさ、様々な光を通して表情を変える楽しさ、音の響きといった特長を持つ“ガラス素材”に、高岡漆器の代表的な特長の一つである螺鈿(あわび貝)技法を取り入れ、漆で仕上げた「螺鈿ガラス」。
ガラスを通して見える、貝独特の虹のような輝きと、漆の持つ温もりが合わさることにより、和と洋の美しさの融合、伝統と現代が合わせ持つ、高級感あふれる逸品となります。
ガラスを通した螺鈿の輝き、日本酒を通して見える螺鈿の神秘性を是非お楽しみ下さい。