お中元をお返しそびれた方へ。心に届く「残暑見舞い」の贈り物

立秋が過ぎ、朝夕は少しだけ過ごしやすい季節になったとは言え、まだまだ猛暑が続く日本の夏。この季節のご挨拶が「残暑見舞い」です。 盛夏の「暑中見舞い」が相手の健康を案じる力強いエールだとすれば、「残暑見舞い」は、夏の疲れが出やすいこの時期に、相手をそっと気遣う優しい便りではないでしょうか。「残暑」とは名ばかりのまだまだ暑い夏を乗り切る願を込めて、 今回はそんな季節にふさわしい、心に届く残暑見舞いのマナーと、贈り物選びのポイントを紹介します。

 

「暑中見舞い」と「残暑見舞い」、その心遣いの違い

どちらも夏のご挨拶ですが、その背景にある季節感と心遣いは少し異なります。

暑中見舞い：「暑さの盛り」に、元気を願うご挨拶 一年で最も暑い時期に、「この夏を元気に乗り切りましょう」という気持ちを込めて贈ります。

残暑見舞い：「過ぎゆく夏」に、体を気遣うご挨拶 夏の疲れが心身に表れやすい時期に、「お変わりありませんか」「どうぞご自愛ください」と、相手の体調を穏やかに気遣う意味合いが強くなります。

この繊細な違いを理解することが、お相手の心に響く贈り物を選ぶ第一歩です。今年の立秋は8月7日でしたので、8月7日以降のご挨拶はマナーとしては「残暑見舞い」を使うべきですね。

 

心に届く、残暑見舞い選びの3つのポイント

夏の終わりという季節感を大切にすると、贈り物選びの視点も変わってきます。

夏の疲れを癒す、優しい味わいの品を

刺激的な冷たさや、濃厚な甘さよりも、疲れた体にすっと染み渡るような、優しい味わいのものが喜ばれます。ひんやりとした喉ごしのゼリーや水羊羹、フルーツをまるごと使ったジュースやスイーツは定番の人気です。高級な和菓子や、銀座の有名店の焼き菓子詰め合わせも嬉しいものです。また、そうめんや上質なだしを使ったお茶漬け、海鮮の西京漬といったグルメな惣菜、体を温める効果のあるお茶やコーヒーなど、相手の健康を気遣う気持ちが伝わる品もよく贈り物に選ばれています。。日持ちのする常温保存できる食品も実用的で良いでしょう。

秋の気配を感じさせる、少し落ち着いた佇まいの贈り物

鮮やかな原色の夏らしいギフトとは少し趣を変え、来る季節を予感させるような、落ち着いた色合いや素材感の贈り物は、この時期のご挨拶にぴったりです。例えば、温かい飲み物にも使える陶器の器や、深みのある色合いの漆器、しっとりとした手触りの箸置きなど。こうした品々は、過ぎゆく夏を惜しみつつ、穏やかな秋の訪れを待つ心に、静かに寄り添ってくれます。

「あなたが選んだ」という物語が伝わるものを

残暑見舞いは、お中元ほど形式に縛られない、よりパーソナルなご挨拶です。だからこそ、「あなたが私のために、これを選んでくれた」という物語が伝わる品が、何より相手の心を打ちます。職人の手作りから生まれた美しい道具は、ひとつひとつに表情があり、作り手の想いが込められています。その物語ごと贈ることで、あなたの感謝の気持ちはより深く、鮮やかに伝わるはずです。

 

【厳選6選】2025年、夏の終わりに贈りたい美しい道具たち

夏の疲れをそっと癒し、穏やかな秋の訪れを予感させるような、美しく、物語のあるお薦め商品も堪能やにはたくさん取り揃えています。あなたの優しい心遣いを届けるのにふさわしい逸品を、6つご紹介します。

【燕三条】純チタン製二重タンブラー 涼 りょう（ゴールド） 350ml～名入れ対応

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その名も「涼」。夏の盛りの鮮やかさとは一味違う、しっとりとした黄金色は、どこか秋の稲穂や月明かりを思わせます。チタンの二重構造は、夏の終わりの冷たいビールやジュースにも、秋の始まりの温かいお茶にも、優しく寄り添い、贅沢なひとときを演出します。過ぎゆく季節への名残惜しさと、来る季節への期待感を静かに映し出す、美しいタンブラーです。

【燕三条】「金の贅」桜模様タンブラー・小 18-8ステンレス金めっき 300ml

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夏の終わりに贈る桜模様には、日本の美しい季節の巡りへの想いが込められています。華やかな金めっきの輝きは、夏の楽しかった思い出を称え、そして来る春の再会を願う心のよう。ステンレス製で扱いやすく、日常の食卓に気品ある彩りを添えてくれます。ギフトセットとして、季節を超えて相手の幸せを願う、奥ゆかしいメッセージが伝わる贈り物です。

結霜月華　結<ロックグラス>340ml～日本伝統工芸

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「霜を結び、月の華やぎを映す」。夏の夜が終わり、清らかな秋の気配が訪れる頃を思わせる、詩情あふれるグラスです。チタンコートされたガラスが生み出すオーロラの輝きは、まるでグラスの中に月光を閉じ込めたかのよう。見る角度によって表情を変え、揺らめく光が夏の疲れを優しく癒してくれます。過ぎゆく夏を惜しみながら、静かな夜に一献傾ける。そんな穏やかな時間を贈る、物語に満ちた逸品です。

【桜皮細工】総皮茶筒 霜降皮　散花

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夏の冷たい飲み物で少し疲れた体を、温かいお茶で労ってほしい。そんな優しい気遣いを形にしたのが、秋田県角館の伝統工芸「桜皮細工」の茶筒です。山桜の樹皮が持つ、しっとりとした手触りと深い味わいは、心を落ち着かせる不思議な力を持っています。これから温かいお茶が恋しくなる季節に向けて、丁寧な暮らしを贈る、思慮深いギフトです。

【箔一】夫婦箸セット クリア箸 金糸〜金箔（金沢箔）の箸・箸置きセット〜

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まるで氷の中に金色の糸を紡いだかのような、見た目にも涼やかなお箸と箸置きのセットです。透明な樹脂の中で輝く金沢金箔の「金糸」が、夏の終わりの食卓に清涼感と上品な華やぎを添えます。「夫婦箸」は、これからも仲睦まじく、という願いを込める伝統的な贈り物。日々の食事に寄り添いながら、あなたの優しい気持ちをそっと伝えてくれます。

KAKURA おしゃれな革の竹綴じアルバム L 〜名入れ可

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楽しかった夏の思い出を、この一冊に。上質な牛革のカバーと、和の心が息づく竹綴じが美しいアルバムです。過ぎゆく夏を惜しみながら、家族や友人と写真を囲む時間は、何にも代えがたい宝物。デジタルで写真を共有する時代だからこそ、手触りのあるアルバムに思い出を収めるという体験は、より一層心に響きます。夏の終わりの、少しセンチメンタルな気持ちに寄り添う、物語性あふれるプレゼントです。

 

【まとめ】季節の終わりに、心を通わせる

残暑見舞いは、季節の移ろいを感じ取り、それに寄せて人を思いやる、とても日本的な文化です。 忙しい毎日の中で、ふと立ち止まり、大切な人の顔を思い浮かべる。そんな豊かな時間をもたらしてくれるのが、この季節のご挨拶なのかもしれません。 「堪能や」では、あなたの優しい気遣いを届けるのにふさわしい、物語のある品々をご用意しております。過ぎゆく夏の名残りを惜しみながら、大切な方への一品を選んでみませんか。

 

堪能やでは、心を込めた贈り物に、さらに華を添えるラッピングサービスもご用意しております。

50種類以上の豊富なデザインから選べる風呂敷ラッピングは、開けるときのワクワク感を演出し、思い出に残るサプライズとなるでしょう。

⇒風呂敷ラッピングの詳細はこちらの画像をクリック

また、ご紹介した商品以外にも、お名前や記念日を刻印できる名入れギフトもございます。世界に一つだけの特別な贈り物は、より一層喜んでいただけることでしょう。名入れギフトの詳細はこちらをご覧ください。

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