漆塗り食器の魅力に迫る!汁椀より大きいサイズのおすすめお椀紹介!
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毎日の食卓で使う食器にこだわりたいとお考えの方は、漆塗りの製品をチェックされていますか?
お椀に代表される漆器にはたくさんの魅力があり、一家にワンセットは用意しておきたい必須級のアイテムです。
この記事では、漆塗り食器の特徴や魅力点を解説し、おすすめ商品をご紹介します。
漆塗り食器の魅力に迫る!汁椀より大きいサイズのおすすめお椀紹介!
日本の伝統工芸品である漆塗り食器は、その美しさと実用性で知られています。
特に汁物を美味しくいただくための汁椀は、日本の食卓に欠かせないアイテムです。
しかし、汁椀と言えば小さめのサイズを思い浮かべがちですが、実はもっと大きなサイズのお椀も
多く存在するんです。大きなサイズのお椀は、見た目のインパクトだけでなく、使い勝手においても
魅力があり、たくさんの用途で活躍する優れものでもあります。
この記事では、漆塗りのお椀の魅力や特徴をご紹介しながら、汁椀よりも大きいサイズの漆器をご紹介いたします。
「正月のお雑煮用に大きめのお椀が欲しい!」
「漆塗りのお椀を揃えたいので、おすすめを教えて!」
日本の有名な漆器の産地から、おすすめの商品紹介もいたしますので、ぜひ参考にしてください。
漆塗りのお椀とは 職人が手掛ける伝統工芸品
漆器は、日本が世界に誇る伝統工芸品の一つです。その起源は古く、数千年前から日本人の生活に
根付いていた歴史があります。
特徴
漆器の最大の特徴はその名の通り、漆を用いた塗装にあります。
漆は、漆の木から採取される天然の樹脂で、乾燥すると硬化して耐水性や耐酸性に優れた塗膜を
形成します。この漆を何層にも重ねて塗ることで、食器は美しく、また強固なものになります。
漆塗りの食器は耐久性が高く、独特の艶やかな美しさを併せ持つのも、もう一つの特徴です。
使う人を魅了する漆器の美しさは、ただの食器を超え、芸術品としての側面を持っています。
漆器は使うほどに手に馴染み、その艶や色合いが変化していくことで、長い間愛用する楽しさが
あるのも魅力的です。
職人の手作業
漆器はその製作過程も非常に緻密で、一つ一つが職人の手によって丁寧に作られています。
下地作りから始まり、塗り、研ぎ、そして最終的な仕上げに至るまで、多くの工程を経て完成します。
この長い工程を経ることで、漆器はただの食器ではなく、工芸品としての価値を持つようになるのです。
漆器と一口に言っても、全国各地に点在する漆器の産地では、それぞれ異なる製造方法が採用されており、
その工法の違いはデザインにも現れています。産地ごとの異なるディティール面も、漆器の魅力の一つです。
1500年以上の歴史をもつ日本の漆塗り食器「越前塗り」
漆器の産地は、有名なものだけでもたくさんあり、全てを紹介するのは容易ではありません。
この記事では、有名な漆器産地の筆頭格である「越前塗り」について、詳しくご紹介していきます。
越前漆器とは
越前漆器の歴史を調べていくと、約1500年前にまでさかのぼります。古墳時代の末期である6世紀。
第26代継体天皇がまだ皇子の頃に、壊れた冠の修理を、現在の福井県鯖江市の塗師に命じた際、
塗師が冠を漆で修理するとともに、黒塗りの椀を献上した事により始まったとされています。
当時に漆器を献上された天皇は、そのお椀の光沢の美しさから献上品を奨励され、越前地方の
特産品として扱われるようになりました。そうした経緯から福井県の鯖江市では、何かと漆が
生活のすみずみに息づいています。越前漆器は、そんな風土から生まれた伝統の技術品なのです。
製造工程が多く技法も豊富
越前漆器の製作過程は、漆器の中でも多いことで知られています。
工房によっても差がありますが、基本は木地作り、下地塗り、中塗り・上塗り、そして加飾という
4つの工程に分かれており、それぞれ専門の職人の手によって丁寧に作り上げられます。
加飾の工程でデザインされる、様々な絵柄や刻印なども越前漆器の魅力の一つ。
特に蒔絵と呼ばれる加飾技法は、漆に金や銀の粉をまきつけることで、華やかな模様を描き出します。
高い実用性
越前漆器の特徴は、何と言ってもその深い光沢と、手になじむ滑らかな質感です。漆の塗り重ねによって
生まれるこの美しさは、使い込むほどに増していきます。飾るものではなく、実際に使用しても使い勝手の良い
ところが人気の秘訣でもあるのでしょう。漆器は耐水性や耐久性に優れ、長い間愛用することができるため、
家族間で代々受け継がれることも少なくありません。
漆器の温もりと和の趣を感じさせるデザインは、海外からの観光客にも人気があり、日本の文化を象徴する工芸品として、
多くの人々に愛され続けています。
汁用のお椀だけじゃない!漆塗り食器の用途は豊富!
漆器の中でも汁椀はメジャーで、ご家庭で日常使いをされている世帯も多いです。
しかし漆器は汁用のお椀だけではなく、様々な用途で活躍する多才なアイテムです。ここではサイズ別に見る、
漆塗り食器の多様な使い方をご紹介します。
大皿
大皿の漆器も多く製造され流通しています。
大皿であれば和食はもちろん、洋食や中華料理を盛り付ける際にもエレガントな雰囲気を演出できます。
漆器のインテリア品として大皿を収集している方もおり、幅広い用途で扱われています。
小皿・小鉢
サイズの小さめな漆器もまた人気で、メニューによっては前菜やデザート、果物を入れて提供するのに適しています。
また漆器の耐久性を活かして、お子様用の食器に利用する活用法も人気です。
漆塗り製品は抗菌作用が高く、木製であることも相まって、ご家族全員が揃ってご利用できるようなセット商品も
多く販売されています。
底の深い大きいお椀
汁椀に次ぐ人気を誇る、忘れてはならないサイズの漆器が、底の深い大きめのお椀です。
これは汁椀というより、どんぶりとして使われたり、お正月やお祝い事などの縁起の良い“ハレの日”のメニュー用に
活用されます。「大は小を兼ねる」と言いますが、特にお子様がいらっしゃるご家庭では、サイズの大きい食器は
とても重宝するもの。
工芸品としてのインパクトも大きいので、贈答用にも人気です。
ハレの日やギフトにおすすめ!越前産の漆塗りお椀を厳選紹介【5選】
越前漆器は、ご自宅用とギフト、両方におすすめできる万能な商品がたくさんあります。
ここからは、越前漆器を手掛ける多くの工房の中から、明治時代に創業した100年以上の歴史を
誇る工房「粂治郎」の商品を厳選した一覧でご紹介します。豊富なラインナップから、多機能な
大きめサイズの製品を5つに絞りました。古来より受け継いだ、伝統の技法で作るこだわりの漆器を
ぜひ見比べてみてください!
【越前漆器】越前塗 溜内朱 まゆ型雑煮椀[1客]~お正月・祝い膳
=>商品詳細は上記画像をクリック
絵柄が入っていないシンプルなデザインが好みの方は、こちらの製品がおすすめ。
底が深く、まゆのような形の雑煮椀で、お正月の雑煮用にお使いいただけます。
溜塗(ためぬり)という特殊技法で漆が塗られているため、使い込んでいくうちに黒色のお椀が
次第に赤色を強く発色し、経年の変化も楽しめる作りになっております。
【越前漆器】越前塗 古代朱 まゆ型雑煮椀[1客]~お正月・祝い膳
=>商品詳細は上記画像をクリック
こちらも“まゆ型”のゆったりとしたサイズのお椀で、朱色の赤みが強いカラーリングが特徴的な一品。
敢えてツヤを抑えた独特の高級感があり、黒っぽい落ち着いた“古代朱(こだいしゅ)”という色合いになります。
縁起の良い席にぴったりの色使いの器です。ハレの日向けにどうぞ。
【越前漆器】越前塗 根来雑煮椀[1客]~お正月・祝い膳
=>商品詳細は上記画像をクリック
少し背を低くした、女性らしさが際立つ姫雑煮椀です。
色付けの工程が特殊で、黒で中塗りをした上から朱色で上塗りをする“根来塗”という手法を採用しています。
見る角度によって、朱色ベースの中に黒色が鈍く光るデザインで、漆特有の高級な艶感を楽しめる製品です。
【手描き技法】越前塗 南天 溜塗 雑煮椀[1客]~お正月・祝い膳
=>商品詳細は上記画像をクリック
こちらの製品はシンプルな雑煮椀に南天の柄をあしらったもの。
南天の柄は、難を転ずるという語呂合わせで、古くからお祝いの際に多用されていた図柄でもあります。
お正月のご飯の際は雑煮椀として、ハレの日のお祝い膳にもぴったりの商品です。
【手描き蒔絵技法】越前塗 梅 溜塗(ためぬり)雑煮椀[1客]~お正月・祝い膳
=>商品詳細は上記画像をクリック
何かとお祝い事の多い早春の食卓には、こちらの梅の花をあしらったお椀がおすすめ。
溜塗(ためぬり)での漆塗りを施しており、長年愛用するのにも最適な商品です。
今回ご紹介したお椀の中でも取り分け大きいサイズ(直径130mm×高さ82mm)で、
吸物や味噌汁などの汁物をはじめ、様々な料理に活用可能。ギフトにもおすすめの一品です。
よくある質問集
よくある質問についてまとめました。
Q: 漆器のお椀の価格はどのくらいですか?
A:ギフトショップ「堪能や」で取り扱うの漆器のお椀は、高級な品質のものを可能な限りお安く提供しております。
商品によって変わりますので、詳細は商品ページをご覧ください。
Q:どんなおわんを取り扱っていますか?
A:小さなサイズから大きなサイズ、ナチュラルな木目や桜の羽目が特徴のものなど、豊富なラインナップを
取り揃えております。ペアでのご購入や夫婦椀セットなど、特徴的なポイントが際立つ粒揃いの製品をお楽しみください。
Q: 注文から発送までの時間はどれくらいかかりますか?
A: 注文確定後、可能な限り迅速に発送いたします。送料無料での配送対応はございません。詳細は配送案内をご覧ください。
Q: 和食器としての漆器のお椀の特徴は何ですか?
A: 漆器のお椀は、スープや茶碗蒸しなどの和食に最適な深さと形状を持っています。また、蓋付きのものや、
マルチに使える鉢としてもお使いいただけるデザインがございます。素材は全て、ナチュラルで安全なものを
使用しております。
Q: 購入後のサポートはありますか?
A: 商品に関する情報や使い方、お手入れ方法などはお問い合わせサービスをご利用ください。
会員登録してメンバーログイン後にお問い合わせいただければ、個別にご案内いたします。
Q: 返品や交換は可能ですか?
A: 商品に不備がございましたら、まずはお問い合わせいただき、個別に対応いたします。
Q: ブランドについて教えてください。
A: 当店は、高級ギフトを専門に取り扱うショップです。モダンでナチュラルなデザインを取り入れた漆器を
やその他の多くのギフト製品を提供しております。
Q: 支払い方法にはどのようなものがありますか?
A:詳細は支払いと送料ページをご確認ください。様々な決済方法で安心して買い物をお楽しみいただけるように
なっております。
Q: 贈り物としても適していますか?
A: はい、当店の漆器のお椀は、ギフトとして大変喜ばれています。無料のギフトラッピングサービスに
対応している製品もございますので、大切な方へのプレゼントにも最適です。
Q: レビューはどこで見ることができますか?
A: 当サイトにレビュー機能はございません。
漆塗りの食器なら高級ギフトショップ「堪能や」でお探しください!
高級ギフトショップを専門的に扱う「堪能や」では、今回ご紹介した製品を素敵なギフトとしてプレゼントできるよう、
一風変わったラッピングの「風呂敷ラッピング」をご用意しております。
離れて暮らすご家族や、大切な友人へのプレゼントにぜひご利用ください。
堪能やでは漆器製品も多数ラインナップしており、越前漆器以外の商品も取り扱っております。漆器に興味を
持って下さった方は、コチラも併せてご覧ください。