粂治郎が贈る自宅用・ギフトにも最適な高級越前漆器特集

2024.09.10

INDEX

日常に使っている食器や小物は、ワンランク上のものに変えるだけでより食卓が華やかなものに変化します。
堪能やでは、日本伝統工芸品の高品質×デザイン性をコンセプトに、日本全国各地で高い技術力を誇る
職人たちが手掛ける高品質な商品を取り揃えていますが、その中で今回のコラムでは、代表的な越前漆器を
作り続けている「粂治郎」についてご紹介します。

漆器とは

漆器最大の特徴はその名の通り、漆を用いた仕上げ塗装にあります。漆は、漆の木から採取される天然の樹脂で、
乾燥すると硬化して耐水性や耐酸性に優れた塗膜を形成します。この漆を何層にも重ねて塗ることで、食器は
美しく、また丈夫なものに変化していきます。こうして生み出された漆器は耐久性が高く、高級感あふれる
独特の艶やかな美しさを持ち合わせています。漆器は全国各地で独自の発展を遂げてきました。代表的なものでは、
石川県の輪島塗や山中漆器、福島県の会津塗、そして今回ご紹介する「粂治郎」が作る福井県の越前漆器があります。

越前漆器の歴史

越前漆器の歴史は約1500年前にまでさかのぼります。古墳時代の末期である6世紀。第26代継体天皇が即位前の
まだ皇子の頃に、壊れた冠の修理を現在の福井県鯖江市の塗師に命じた際、塗師が冠を漆で修理するとともに、
黒塗りの椀を献上した事により始まったのが越前漆器の起源です。漆器を献上された継体天皇は、そのお椀の光沢の
美しさから献上品を強く奨励され、越前地方・鯖江の特産品として定着し、現在に至るようになりました。

製造工程が多く技法も豊富

越前漆器の製作過程は、漆器の中でも工程が多いことで知られています。工程ごとにそれぞれ専門の職人の手に
よって丁寧に作り上げられていきます。工程が多いことから、深い光沢とデザインバリエーションが豊富に
できるのも越前漆器の魅力の一つです。

高い実用性

漆の塗り重ねによって生まれるこの美しさは、使い込むほどに増していきます。飾るものではなく、実際に使用して
もらうために作りこまれた越前漆器は耐水性に優れ、長期間の使用にも十分に耐えられる商品です。家宝として代々
受け継がれることも少なくありません。
漆器の温もりと和の趣を感じさせるデザインは、日本の文化を象徴する工芸品として、多くの人々に愛され続けて
います。

粂治郎が作る越前漆器の魅力

漆器のお椀に宿る職人の技｜こだわりが詰まった工芸品

福井県の鯖江市に工房を構える「粂治郎」では、昔ながらの伝統製法を守りつつ、現代でも受け入れられるような
使いやすい漆器を手掛けている工房で、職人の手で仕上げる伝統技術を受け継ぎながら、現代のニーズに合わせた
漆器を次々と開発しています。伝統を大切にしながらも現代風のデザインを取り入れた蒔絵や金箔入りの商品が
特に人気です。
漆器に必要不可欠な漆にもこだわりが強く、上質な天然漆を使い、独特のツヤが出るまで丁寧に職人が磨き上げて
いきます。創業以来「粂治郎」の商品は自宅用としても、贈り物としても高品質で人気があります。
特に名入れ演出が可能な商品のラインナップも充実しており、結婚祝い、新築祝い、退職・還暦祝い、敬老の日など
のギフトとしても良く選ばれています。

漆器を選ぶ時のポイント

漆器と言っても普段使いできる食器のお箸、お椀、お盆や重箱など種類がたくさんありますので、商品を
選ぶ際には、ぜひこちらのポイントを参考にしてください！

デザイン

漆器は高級品で普段はなかなか買わないものですので、ご自宅用でもプレゼント用でもずっと愛用できるような
お気に入りのデザインのものをチョイスしましょう！シンプルなもの、柄がたくさん入ったもの、一目惚れした
色使いのもの、木目が素晴らしい製品など、色んな商品を見比べてお気に入りの商品を見極めてください。

用途と形状

漆器にはたくさん種類あるので、用途を考えながら選ぶのがおすすめです。特にお椀を選ぶ際に注意したいのは
形状です。底の深さやお椀の直径など、使いやすいサイズかどうかは要チェックです。形状別に選ぶ際は、
そのお椀に何を入れるのかも重要。お味噌汁やお吸い物などの汁物と、お雑煮や甘味などのメニューでは、
適したサイズが異なります。

それでは、粂治郎の商品からおすすめ漆器を5選ご紹介します。

粂治郎のおすすめ高級漆器5選

夫婦漆箸【無病息災】（金粉名入れ・箸置付）

＝＞商品詳細は上記画像をクリック

こちらは瓢箪（ひょうたん）を六つあしらった図柄は昔から無病（六瓢）息災の縁起物として大変人気のある
デザインを施した夫婦箸セットです。また、金粉を使用した手書きの名入れが可能です。一般的に使われる
金の塗料と比べると、綺麗さ、丈夫さが格段違いますし、結婚祝い、新築祝い、銀婚式や金婚式のお祝い、
還暦のお祝いなど新郎新婦、ご両親や祖父母の今後の幸せと健康に願いを込めて大変縁起の良いおすすめ
商品です。金粉名入れ可能ですので贈り物でよく選ばれています。

【越前漆器】チューリップ＆コスモス夫婦コーヒーカップ名入れ可

＝＞商品詳細は上記画像をクリック

こちらは縁起が良い花の柄のコーヒーカップペアセットです。
漆器特有の光沢をそれぞれの色を引き立たせ、チューリップとコスモスの花柄を職人が手作業で一つ一つ思いを
込めて描いています。朱色のコーヒーカップにはチューリップの柄で花言葉は『愛』。一方、黒色のコーヒーカップ
にはコスモスが描かれており、『調和』や『謙虚』が花言葉とされています。コスモスとチューリップは花の中でも
縁起物として喜ばれる花ですので、贈り物にぴったりの商品です。この商品はペアで名入れも可能ですので、
結婚祝いや新築祝いなどに選んでいただくのはいかがでしょうか？

越前漆器お好み椀ペアセット凛大（朱・黒）夫婦椀〜名入れ可〜

＝＞商品詳細は上記画像をクリック

内側の銀色が印象的なお好み椀、「凛」のペアセットです。
外側（朱・黒）と内側（銀）のコントラストがとても美しく、和食器ですが、洋の食材にもマッチします。
内側の銀色は、塗料で均一に塗ったものではなく、粉を蒔いてから仕上げるこだわりの製法です。銀色の塗料とは
全く異なる風合いがとても印象的です。また、外側も落ち着いた光沢で、内側のシルバーと相まって非常にクールで
モダンな印象を与えます。ご飯茶碗、丼としてだけでなく、小鉢、汁椀、雑煮椀など、使い方は様々で、日常の食卓に
間違いなく彩りを添えていただける商品です。こちらの商品も名入れが可能です。

市松白檀一ヶ重［1個］～越前漆器名入れ可

＝＞商品詳細は上記画像をクリック

越前塗の伝統工芸士が蒔絵を施した重箱です。日本の伝統的な柄である市松模様が浮かび上がる技法の白檀塗りで
仕上げました。伝統的でありながらもモダンなデザインに仕上がっています。約1500年前に始まった越前漆器の
歴史の中で磨き上げられてきた伝統の匠の技で仕上げられている独特の風合いを醸し出す人気の商品です。

【手描き蒔絵・消し蒔絵・箔蒔絵】玉匣（たまくしげ）白檀　月うさぎ　［1個］

＝＞商品詳細は上記画像をクリック

木製の小物入れ玉匣（たまくしげ）です。この商品は伝統的な月うさぎの絵柄が浮かび上がる技法の白檀塗りで
仕上げられています。玉匣とは、櫛などの化粧道具を入れる箱のことをいい、玉櫛笥（たまくしげ）とも書きます。
中秋の名月がもうすぐですので、季節を感じる贈り物として選んではいかがでしょうか？

堪能やでは、ラッピングなどお相手にもっと喜んでいただけるサプライズ演出をお伝えします。贈り物を
選べる50種類以上の風呂敷で包んでお渡しするオプションサービスがございます。風呂敷は、色やデザイン
によって意味合いが異なり、使えるだけでなく、思い出にもなりますので、ぜひ「風呂敷ラッピング」の
オプションもご検討ください。