越前塗 能登上布 黒 胴張三段重(18.2×18.2×高さ16.9cm)[1組]【お正月】
黒色の布張り三段重箱(お重)です。(日展作家 森田清照作)。
正月のおせち料理のほか慶事のお料理、花見や運動会などのお弁当、また、うな重の容器に使われています。たまには目先を変えて重箱に盛りつけるのも食卓が華やかになります。
拭漆(ふきうるし)とは
塗って拭く、を繰り返すことで、木目が透けたり美しい艶が出る技法を拭漆(ふきうるし)といいます。
手跡やほこりなどを残さないよう丁寧に整えられた木地の上に直接漆を塗り込みます。
そして乾かないうちに布などを使って、漆を擦り込むように拭き取り、乾かします。
重箱を普段使いでおしゃな空間の演出
重箱は、特別なお正月やイベントの時に大変役に立つアイテムです。
それ以外で、出番が…と考えている人が多いと思いますが、
一つ一つの職人が手作りで作ったり、絵柄も大変華やかなものばかりなので、
ちょっとしたお客さまにお出しするお茶菓子を詰めたり、お友達が遊びに来た時の料理でおもてなしをしたり…
詰めるだけでおしゃれな雰囲気を出してくれます。
新築祝い、新居祝いは『入れ物』が吉
新築祝いの品物は、食器や花瓶、重箱などの『入れ物』が吉とされています。
これは、『たくさんの物が入ってきますように』という気持ちを形にしたものです。